【ポケモンGO】これがポケモンの真の姿
あのエイプリルフールのネタ動画は、「こんなのやりたい」という点でも「あり得るかも」という点でもサイコーにエキサイティングなものだった。
そのしばらく後に公開されたポケモンGOの最初の予告動画に完全に“もってかれて”、
次の日の朝、息子に「来年、ヤバいのが来るぞ」と興奮しながらその動画を見せたのを覚えてる。
普段はあんまり未来予測の類が当たらないおれでも、そのときの直感はとてもリアリティがあって、今のこの状況を見ても「やっぱり!」と当然の事のように感じる。
というかさ、
そもそもポケモンは初めからこれがやりたかった、これを目指してたゲームだったんじゃないかという気すらする。
生みの親田尻氏の言う“昆虫採集”の楽しさを、技術的に精一杯な形で携帯ゲーム上に作り上げたのがポケモンだ。
現実の世界に出すのは不可能だから、ポケモンが生きている世界をゲーム内に擬似的に作りあげた。
昆虫採集の楽しさ+αを実現するにはそれが最良の方法だったからだ。
でもそれは同時に、
“現実の世界で ポケモンを捕まえる”
という『夢』を内包したまま、時代が追いつくのを待っている状態だったんだと思う。
細かい作り込みという部分ではまだゲーム内空間の方が完成度が高いのだろうけど、
「つまりはみんな、こんな遊びがしたかったんじゃない?」との問いに全員が頷いている、そんな状況なんだろう。
よかったねほんと。みんなが楽しいとこっちも楽しくなるよね、なんか。
これ、でもこの方法論が使えるのってたぶんポケモンだけじゃないよね。
RPGとかも位置情報と連動していきそう。敵の湧き場所とかボスの居場所とかクエストとかが位置情報と連動していく。
セカイカメラとfoursquareから始まった “AR+位置情報”遊び がやっと実を結ぶのかっていうタイミングなのかも。
ただまあ、外に出て健康になる人と、歩きスマホで事故って死ぬ人と、どっちが多いかみたいなことになったら悲しい。
みんなほんと気をつけて。まじで死ぬから。
みたいなことになったら嫌ですね。
前見ながら下が見えるあのオバカグッズ眼鏡をそろそろ本気で使わなければならない時代が訪れた。のか?
天才な人たち発明がんばれ。